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第92話 神の翼

last update publish date: 2026-06-22 10:22:20

 急いでパネース様の所へ連れて行けば蘇生できる。

 アルテミスは、アントリュウスの所へ走りだした。

 だが、兵士達がアルテミスを止めた。

 アルテミスは、怒りの表情で「何をする!試合は、終わっただろ」

「いえ!まだ試合は、終わってません、神の死とは、消滅するまでです!アントリュウス様は、ギブアップをしていません」

「何だと!ゼウス貴様〜~!」

 アルテミスは、ゼウスを怒りの形相で睨みつけた。

 殺気のオーラを込めて兵士に向かって言った。

「死んだ者がギブアップを言えるかー!アントリュウスは死んだ、そこをどけー!」

 兵士達は、アルテミスの殺気のオーラに恐怖を感じた。

 そこへミカエルが飛び込んだ。

 怒りで兵士達を殴り倒した。

 ガブリエルとラファエルが、結界を破りにかかった。

 ゼウスの警備の兵士が次から次へと出て来た。

 黄金の翼の警備の兵士と戦いになった。

 タヌキンナとキツネコが観客席から飛びだした。

 ゼウスは、アントリュウスを恐怖で脅えた目で見ていた。

 ゼウスは、大量の血を流していた。

 この防具と剣がなかったら死んでいたのは、私のほうだ。

 危険だ転生してきたら今度こそ私を殺しに来る。

 ゼウスは、アントリュウスに近づき手の平を向けた。

 黄金の翼の神達により結界を破りアルテミスは、アントリュウスの近くまで来たが、更に結界が張ってあった。

 ここまでやるのか!

 アルテミスの目の前でゼウスがアントリュウスを消滅させようとしていた。

「やめろ、やめろ〜!アントリュウスを消滅しないで!私は、何だってお前の言う事をきく、だからアントリュウスを消すな~~!」

 だが、ゼウスには、アルテミスの言葉に耳を貸さなかった。

 アントリュウスに呪いをかけ消滅させる事に全神経を集中させていた。

 アルテミスの目の前でアントリュウスの二つの翼が抜かれた。

 衣服と剣を残してアントリュウスの姿が消滅した。

 アルテミスは、怒り、怨み、悲しみが湧き出し大きな声を出して泣いた!

 うわああああああぁぁぁぁぁぁ~~~~~~っ!

 綺麗なアルテミスの顔が鬼の形相になり泣きながらゼウスを睨みつけた。

 ゼウス~!お前を殺してやるっ!お前を絶対許さん!

 アルテミスは、泣き続けた。

 タヌキンナは、大きな声で泣いた。

 キツネコは、アントリュウスとイダスを失い絶望した。

 ドラゴは、魂の繋がりが断たれた事でアントリュウスの死を知った。

 泣きながら大きな声で吠えた。

 アントリュウスは、死んだ。

 新たな転生に向け眠りに入っていた。

 そこに七色に輝く小さな光の魂がやってきた。

 アントリュウスは、その小さな光の暖かさに目を覚ました。

「君は!?」

「私ね!ニンキっていうの、魔法使いの神だったのよ、ゼウスの怒りを買って肉体を消滅させられて魂だけなの」

「貴女のお名前は?」

「アントリュウスよ!」

「私ね、肉体がないから転生しても加護にしかなれないのよ、貴女のオーラ凄いわね!ゼウスに匹敵するくらいあるわ!私を貴女の加護にしてくれない?」

「私に加護は必要ない、私には、精霊の友達がいる!他の神か人間の加護になってあげたら」

「貴女の加護がいいの!この大きな神のオーラ、それに貴女、芸術にも興味あるのね!オーラにそう書いてあるわ!貴女となら次の転生楽しめそう」

 加護にしたらお風呂やトイレも一緒⋯それは嫌ね⋯

「私は、加護という物は持ちたくない、友達だったらいいわよ」

「本当!嬉し~い!私達、友達ね!加護だけど友達という存在で契約しよ、私いっぱい遊びたいの」

「でも私には、もう翼がない、以前のような力は出せないよ⋯なんだか眠い⋯もう少し⋯眠るわ⋯」

 アントリュウスは、寝てしまった。

「アントリュウス!眠っちゃったの?もっとお話ししようよ!もう寝てるの!?」

 翼が無くてもこれだけのオーラがあれば充分じゃない!でも貴女の背中、光の粒子がキラキラ光ってるわよ、なんだか翼みたい!

 神の翼ね!

 も~っ!私も貴女の中で眠るわ!

 ニンキは、アントリュウスの体の中に入った。

 わあ〜っ凄い!貴女のオーラ気持ちい~〜!

                      完    

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     試合前の調整が終わり新たな剣を貰った。 そして防具は、布製の衣服だった。 この布製の防具であれば戦っていてもスピードを落とすことが無く体に負担がかからない ミカエルが言った。「この世界に何でも突き刺せる剣とどんな剣でも通さない防具、その剣で防具を突き刺したらどうなると思います?」 アルテミスがその言葉に口を挟んだ。「使う神の力によって変わるわよ!それに剣なら突き刺すとき使う力とスピードを速くすれば威力を増すわ!その剣を使ったって、使う神によって威力が違うでしょ、それに防具は、神のオーラを増せば強力になるわ」 ミカエルが、詰まらなそうな表情をした。「アルテミス様のおっしゃっるとおりです」「貴方!試してみたんでしょ!」 ギクッ「アルテミス様も心が読めるようになったのですか?」「読めないわよ、貴方の性格が、わかってきたのよ、それで試した結果は?」 ミカエルは、話しをやめようと思ったが結果を話す事になった。「剣先が折れ防具がへこみました」「そうでしょうね」  アルテミスが澄ました顔で言った。 ミカエルは、アントリュウスの凄さを改て知った。 よくこの女房を可愛いと言って楽しそうにいられるものだと アントリュウスがミカエルの心を読んでしまった。「アルテミスは、怒った顔も可愛くて好きなの」 その言葉にアルテミスが嬉しそうにアントリュウスにくっ付いた。「アントリュウス様、剣と防具は、厄介です!くれぐれも油断しないように」 パネースが、アントリュウスに「危なかったらすぐギブアップするんだぞ、まだお前は、完全に成長したわけではない、天界の果ての守り神だとしても構わん、すぐギブアップしろ」「天界の果ての守り神がそんなに簡単にギブアップしていいの?」「構わん、負けたらここに戻ってきて10年私が技を教えて鍛えてやる!リターンマッチは、ここでやろう、天界の果てのコロシアムを新たに作ろう20万人入るコロシアムにしてゼウスの公開処刑にする」「お父さん!私に負けてほしいの?」「そんな事はないが、ゼウスは、何をしてくるかわからん、絶対的な王だ!まだ隠してる能力があるかもしれない、危なかったらすぐギブアップしろ」 アルテミスが言った。「ゼウスについては、娘の私が詳しいわ、だいたいの事は、アントリュウスに話してます」 パネースがアルテミスに「

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